化粧品やコスメの品質はささいなことで劣化してしまうものです。売りに出すことを考えるならばもちろんですが、そうでなくとも使用期限いっぱいまで使用し続けたい場合、品質管理はとても重要となりますよね。
ここでは、コスメ・化粧品の品質を守るために気を付けたいことについてご紹介します。
意外にいる?冷蔵庫で化粧品を保存するのは基本的にNGです
化粧品は正しい環境で保存しておかなくてはなりません。不適切な環境で放置し続けると品質が劣化してしまいます。品質の劣化した化粧品はお肌にとって負担となってしまいます。
そうならないために考えるべきことは化粧品の正しい保存方法ですよね。長期間適切に保存するには冷やした方がいい。そういうわけで、食材や飲み物などの感覚で冷蔵庫の中で保存しようとする人も意外といると聞きます。
しかし、ちょっと待ってください。冷蔵庫で化粧品を保存するのはあまりいいことではないと知っていましたか。
冷蔵庫はモノを急速に冷やす力がありますよね。それにより、化粧品に含まれる成分の一部を結晶化させてしまう恐れがあるのです。これでは有用成分がお肌に届きにくくなり、せっかくの美肌効果も薄れてしまうことになります。
また、結晶化を繰り返すことにより品質の劣化も早まってしまいます。実際の使用期限よりも早くダメになってしまう可能性があり、冷蔵庫での保存はあまりオススメされないのです。
菌の繁殖を防ごう!ヘラやスパチュラ等の管理も大事です
化粧品を素手で触ってメイクをする人もいるかもしれませんが、あまりいいことではありません。
何故なら、どんなに手を洗ったとしても人間の手には雑菌がいるためです。化粧品の中で雑菌が繁殖してしまうと、肌へのトラブルを引き起こしかねません。
そのため、クリーム状の化粧品はヘラやスパチュラ等ですくって使うようにしましょう。
他にも、ブラシやパフ、スポンジといったアイテムも常に清潔に保つように心がけた方がよさそうです。蓋に隙間があればそれも品質劣化を引き起こす原因となるので、十分気を付けましょう。
化粧品の注意書きもよく読みましょう
化粧品を長持ちさせるには、菌の繁殖に気を付ける他、基本的に冷蔵庫での保存はNGです。しかし中には、化粧品の種類によっては冷蔵庫での保存が適している場合もあります。化粧品によって保存の方法や適切な環境も微妙に違いがありますので、ぜひともご一読くださいね。